私も過去、猛勉強の末に基本情報技術者を取得しました。正直頭がいい方ではなく、結構な労力を費やした記憶があります。合格した今だから分かるのですが、もう少し効率よく学習時間をかけずに取得できたと思います。本記事では、あくまで基本情報技術者をどう学習すれば最も早く合格できたかをまとめます。
基本情報技術者とは
IT技術者の登竜門の資格で、IT企業に就職する社員は新人もしくは2年目までくらいには取得する資格です。正直、それぞれの業務に直結する訳ではありませんが、これくらい学習して取れないと言うのは学習に対する姿勢や勉強する能力などを疑われます。大学生のうちに取っていれば、就職活動時に大きく評価されるかと思います。転職時に有利に働くことはありませんが、逆に持っていないとこの人大丈夫かな、ちゃんと学習とか自己研鑽とか出来る人なのかなと疑われることはあると思います。
試験時間・出題形式・出題数、解答数
以下は基本情報技術者試験の出題概要です。(出展:IPA 情報処理推進機構)
まず基本情報技術者は午前、午後試験に分かれ、両方とも60点以上を取得する必要があります。
応募者数・合格率
応募者数と合格率は以下の通りで、およそ4人に一人しか合格しない資格なので基本と言いながらそれなりに難易度が高い国家資格です。
平成30年実績
応募者数:155,928人 合格率:25.6%
学習方法
普通の人は基本情報技術者の参考書を買って午前科目から対策をするかもしれませんが、学習スケジュールが間に合わなくなり午後の学習が不十分なまま本番を迎える方が多いと思います。なので午後から学習することをお薦めします。
・午後問題の学習
参考書を買って問題を解いて、解説を見て理解するのが一番です。言語はCASLIIを選択して下さい。やったら必ず身につきますし、取りこぼしがありません。また言語未経験者でも習得が可能です。私も大学卒業時点でプログラムをちゃんとした経験がありませんでしたが、CASLIIで得点が取れました。
・午前問題の学習
情報処理の試験は午前問題は、過去出たものから出る可能性が結構高いです。そのため問題集にいきなり取り掛かり、解答の暗記と解説の理解をして下さい。最悪、解答の暗記だけでも結構いいスコアが取れますし、さらに4択なので結構当たります。この午前学習は試験の2週間前で十分と思います。こんな状態で午前の学習に時間をかけるのは少し勿体無いと思いませんか。
まとめ
・午後問題から学習を始める。
・午前問題は最低限問題と答えを2週間前に完全に取りこぼしなく覚える。
以上、「基本情報技術者」合格の攻略法でした。なお、ちゃんと知識をつけたい人は暗記などせず、理解する学習を時間をかけてして下さい。