出身はアース(Earth)

外資系IT企業に務めるサラリーマンです。仕事のことプライベートのことを中心に連載していきます。サッカー選手の本田圭佑さんをリスペクトしています。好きな食べ物はカレーライスです。 人生は終わりなき旅

システムエンジニアの実態

システムエンジニアは一般的にはシステムを作成するエンジニアのことを指すが、この業界の実態は異なることが多い。請負契約では成果物の責任が伴うため、システムを作成しその対価としてお金をもらう仕組みだが、実際はSES契約でエンジニアがサービス提供する時間でお金を得る仕組みなのである。この業界は成果物責任の伴わないSES契約のケース結構多い。したがって、システムエンジニアと言うのはお金と自分の時間と引き換えにする仕事なのである。

システムエンジニアの単価について

システムエンジニアの単価は通常月辺りの単価で表現される。それぞれの会社の規模やランク、そしてエンジニアの経験などによって変動はあるのだが、目安とされる金額は1人月100万円である。実際100万円ももらえないベンダーのエンジニアを何人も見てきましたが一応。。でもこれがシステムエンジニアの懐に全て入ってくる訳ではなくて、通常お給料20~30万円で残りは会社に取られるというのが一般的です。会社はボロ儲けと思うかもしれませんが、営業費用もありますし、エンジニアがどこにもアサインされないときも正社員ならばお給料を払い続けなければならないので結構大変です。ちなみにコンサルティングファームのコンサルなんかは1人月300万円くらいとったりします。ただ自分の時間がお金と引き換えにされていると考えると何か悲しい気もします。

客先常駐

SES契約の場合、時間と引き換えにサービスを提供するので客先に常駐することが多いです。客先常駐は居心地がいいものではなく、最悪窓のないタコ部屋に押し込まれて数年間常駐している人もいます。私も2ヶ月くらい窓のない部屋に軟禁された経験があります。ただメリットもあってお客様の保守運用が分かるのでエンジニアとして成長できる機会でもあります。20代のうちは経験していても良いと思います。40代でもなおこの環境で仕事するのは少し問題だと思います。

キャリア

まず特別な資格が必要でなく、ほぼ誰でもシステムエンジニアとして就職できるというのが特徴です。ただスキルの積み方や転職のやり方次第では十分にキャリアアップが可能で将来高収入も可能です。詳細は以下を熟読して下さい。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか。システムエンジニアは一見過酷な世界にも見えます。ただ誰でもなることができ、高収入を得る可能性があることを考えると悪くはないと思います。大学時代何もやっておらず、訳のわからないブラック企業に就職するのであればシステムエンジニアになった方がよほど良いと思いますので、私はこの業界をお薦めします。