出身はアース(Earth)

外資系IT企業に務めるサラリーマンです。仕事のことプライベートのことを中心に連載していきます。サッカー選手の本田圭佑さんをリスペクトしています。好きな食べ物はカレーライスです。 人生は終わりなき旅

知っておいて損はない IT業界資格一覧

IT業界には様々な資格が存在します。全ての資格を取ることができるほどのスーパーマンはいないと思いますし、自分のキャリアと照らし合わせ必要な情報を取捨選択する必要があると思います。今回は私がこれまでのキャリアの中で出会ってきたIT業界の資格についてご紹介します。

情報処理技術者試験

IPA情報処理推進機構が発行する国家資格であることから企業内で一定の評価を受けている資格です。新卒でIT業界に就職する方であれば基本情報技術者を持っているれば有利に働くことがあります。仕事に熱心な方はこういった資格取得にも熱心なため、応用情報技術者(旧名:ソフトウェア開発技術者)まで取得しているイメージがあります。

ITIL

ITサービスマネジメントにおけるベストプラクティスをまとめた書籍群をITILと言います。いくらITを知っていてもITサービスをどう実施するのか、理解できていなれば意味がありませんので、それをITILのフレームワークで学習します。そのITILの理解度を測るための試験があり、入門レベルでファンデーションの資格となります。合格率は高めで比較的に取りやすい資格と言われています。

PMP

プロジェクトマネジメントのスキルを証明する資格です。日本国内だけでなく海外でも一定の評価があるというのがこの資格の特徴です。ただこの資格を取るためには研修を受講する必要があり、高額な研修費用がかかります。会社の支援なしでは取得は難しいですが、価値のある資格です。

シスコ技術者認定

ネットワークエンジニアとしての技量を測る資格にCCNAなどがあります。 

オラクルマスター

データベースといえば、OracleでOracle Database の認定資格Oracle Masterがあります。Bronze、Silver、Gold,Platinumとレベルが分かれています。新入社員はエントリーレベルのBronzeの取得を企業が推進しているところもよくあります。最難関であるPlatinumとなると国内で資格を有する人が限られ、一流のDBAとして市場価値が高い資格になります。 

LPIC

Linuxの技術認定試験。世の中のサーバーの7割はUNIXであり、UNIXの中で最もよく使われているのがLINUXになります。特にインフラエンジニアにとってUNIXは必ずといっていいほど通るところであり、その技術力を証明するための試験になります。UNIXの勉強を体系立てて学習できるという点でこの資格の取得というのは非常に良いと思います。

簿記

アプリケーションのエンジニアは、業務知識を有することが求められます。その中で会計業務は最もポピュラーな業務であり、会計の基本的なことを理解するのには、簿記が適しています。またビジネスマンとして最低限知っておくべき、仕訳やPS、BLの読み方などを学ぶことができます。

TOEIC

近年、IT企業の中でも昇進の基準によく用いられます。また外資系の就職や自身の学習の目標設定のためにTOEICを受けることがあります。IT技術者でかつ英語堪能というのは意外と少なく市場価値が高いです。IT業界で学習をして最もリターンが大きいのは英語だと私は思います。

まとめ 

いかがだったでしょうか。結局のところIT業界で仕事をするにあたって絶対に取らなければならない資格は存在しません。無免許運転でも全然大丈夫というのが実際です。ただ自己研鑽は必要で、これをしないと底辺のエンジニアで終わる可能性が大いにあります。希少価値が高く、将来成功することをイメージして自己研鑽を行い、そのためのツールが資格なのではないかと理解しています。個人的に私は英語を一番に勉強します。何故かというと出来るで出来ないが分かりやすく差別化が図りやすいからです。

皆さんも是非チャレンジしてみて下さい。