私も一応、新卒で大手SIerに就職しました。就職してからのキャリアプランについては全く無知で、なんとなく仕事を頑張ればいい、リーダー、PMに将来なればいいんだろうと漠然とした考えしかありませんでした。本記事ではキャリアプランについてお話します。
要素技術の習得
会社のブランドも重要だけど、その会社で何を学べるかが重要で、大手SIに就職してもテスト結果のスクリーンショットを取り続ける仕事に価値はほぼない。仕事は自身で選択しなければいけない。
— サカモト (@khonda777) 2019年6月11日
入社してから何の技術をメインとして仕事をすることを選ぶかが非常に重要です。ERPのコンサルタント、インフラエンジニア、アプリケーションエンジニアどれを選ぶによって大きくキャリアパスが変わります。またERPのコンサルタントでもSAPとような付加価値の高いパッケージの仕事やインフラエンジニアであればAWSを使った仕事が出来るチャンスがあるかという点で、現場が変わっても重宝され、希少価値の高い技術を習得することが大事です。SAPのコンサルタントとただのアプリケーションのSEではどちらが市場価値があるかは明白で、将来キャリアを形成することを目指すのであればシンプルに付加価値の高い要素技術は何なのかを把握し、それらを扱うことが出来る会社を就職活動で選ぶあるいは大手SIerであれば選択肢も広いと思いますので、関連する部署、チームを選択することが一番だと思います。
ソフトスキルの強化
ソフトスキルの平均値が高い人って基本どこに行っても成功する。下手に資格持ってる人よりは、ソフトスキルある人をが一緒に仕事がやりやすかったりする。#ソフトスキル
— サカモト (@khonda777) 2019年6月11日
ソフトスキルが高い人間は基本どこに言っても評価されると思います。コミュニケーション能力やファシリテーション能力、リーダーシップなどの能力です。新人を多く採用している会社は育てる文化が強く、諸先輩にたくさん怒られることもあるかもしれませんし、新人の競争も激しいですが、一人前のビジネスマンとして成長し仕事を身につける環境としては良いと私は思います。
転職
転職は30代前半までに一度経験しておいた方がいい。ずっと、同じ会社にいると、その会社での働き方しか覚えることができないし、仕事の型がその会社のやり方しかできなくなる。40、50代のおじさんが初めての転職で、新しい会社に順応するのは厳しいよ。
— サカモト (@khonda777) 2019年4月19日
ITエンジニアのキャリア形成のためには転職をすることをお勧めします。転職はタイミングが非常に重要で、初回の転職は20代のうちにステップアップのための転職をされるのが理想です。入社以来20年一筋の40代での初めての転職は少し微妙かと思います。今の会社でこれ以上の成長が見込めないのであれば転職を思い切るのも良いのではないでしょうか。
まとめ
40年もある社会人人生はただ頑張っているだけでは、成功せず貧乏暇なしコースになると思います。ビジネスマンとして成功したいのであれば緻密に戦略をたて、それを実行に移すべきかと私は思います。本記事を参考にしキャリアに関して検討頂ければと思います。